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営業・情報面
・海洋土木事業者側は、道内造船業者の実情をよく知らないにもかかわらず、低く評価しているという印象が強い。
営業活動等の面に関しては、海洋土木事業者側の評価を受けて、逆に海洋土木事業者は道内造船業者の実情をよく把握できていない、あるいは、根拠もなく道外造船業者に比べて低く評価しているという印象を抱く造船業者が多かった。営業活動の面においても、海洋土木事業者と造船業者の認識ギャップは根強く存在していることが把握できた。
取組姿勢
・公共工事の先行き不透明等で、今後の新造需要も先がみえない。
・道内造船業者が全て作業船を始めると共倒れになってしまう。
今後の作業船市場への取り組み意欲に関しては、今後の作業船新造需要に対して、先細り的な捉え方をする造船業者が多いことが分かった。そうした中で、全ての道内造船業者が作業船市場に参入した場合、共倒れになることを懸念する業者もいた。

 

 

 

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